こんにちは、たっつんです🍄
ぼくの連載は、
ぼくがTwitterに投稿する元ネタを
徒然なるままに書き連ね、
その文章が どのようなツイートに変化したのかを
楽しんで頂くというものです。
今回は、 卒業アルバムをみていて思い出した友達の話です。
【元ネタ】
先日、何気なく小学校の卒業アルバムを見ていると、
ぼくと友達の二人で笑っている写真を見つけた。
彼との思い出が蘇る・・・
小学1年生の入学式、
男子生徒みんなが黒い新品のランドセルを背負っている中、
1人、赤いペチャンコの使い古されたランドセルを背負っている男の子がいた。
残酷なもので、ぼくも含め、
クラスメイトみんながその子の赤いランドセルを笑った。
ぼくは同時に、
なぜ彼が赤いランドセルなのか、なぜ黒にしなかったのか疑問に感じていた。
彼とはあまり仲良くなれなかった。
小学5年生の秋、
父親の会社が倒産し、
ぼくのおうちの生活は貧しいものに一変した。
ぼくは親に気を遣い、ほしいものを買ってと言えなくなった。
ある日突然ハッとした。
彼の赤いランドセルなのも同じ理由ではないかと気付き、
彼の気持ちが理解できた事で、ぼくは彼と友達になれた。
・・・ぼくはアルバム片手に無性に彼に会いたくなった。
【投稿したツイート】
https://twitter.com/tattsun_cw/status/1519422401259397120?s=20&t=Ttue295zhcNCyXmfi5f6Yg